根岸眼科クリニックは台東区根岸の眼科です。

根岸眼科クリニックは台東区根岸の眼科です

診療内容/一般診療および検診

緑内障

視神経が障害され視野が狭くなる進行性の病気で、眼圧の上昇がその病因のひとつ(緑内障)といわれていましたが、近年、視神経乳頭の構造が相対的に弱い場合、眼圧が正常範囲でも視野が狭くなることが確認され(正常眼圧緑内障)ました。日本人にはむしろこのタイプの緑内障が多い(緑内障学会が、40歳以上を対象に行った大規模調査で、緑内障と診断された人は約5.8%、その6割は正常眼圧緑内障)との調査結果がでています。緑内障による視野障害は進行してしまうと元には戻らないので、早期診断・早期治療が欠かせません。緑内障患者のうち約90%は医師の診察を受けていないとのデータもでておりますので、40歳を迎えたらまずは検査を受けることをお勧めします。

緑内障・正常眼圧緑内障・緑内障乳頭・正常視野・緑内障視野 ●視神経乳頭陥凹拡大

視神経乳頭陥凹拡大健診で視神経乳頭陥凹拡大といわれたがどういうことですか?という質問をよく受けますが、これは視神経乳頭陥凹が正常の大きさより拡大している状態を眼底検査もしくは眼底写真で判定しているということです。視神経乳頭は眼底写真で中心より少し鼻によった白い円のようにみえるところで、ここから血管や視神経が出入りしています。
陥凹は、もともと正常時でもまったく見られない人と生理的にへこみがある人がいますが、陥凹拡大の中には視神経の繊維の数が減少している場合があり、その代表的なものが緑内障なので、陥凹拡大があるといわれれば緑内障の疑いがあるということになります。
視神経が障害されると視野が欠けてくるので必ず視野検査を実施します。緑内障の視野異常はだいたい一定したパターンをとりますので病気の進行状態を把握することができます。
緑内障の治療は薬物療法、レーザー治療、手術がありますがいずれにしても病気の進行をできるだけくいとめるために眼圧を低くコントロールをすることが最も有効とされています。

白内障

白内障とは眼の中のレンズ(水晶体)が濁ってくる病気です。もっとも多いのは加齢にともなう老人性白内障ですが、外傷、アトピー性皮膚炎、放射線、薬物、先天性、その他の病気にともなう続発性と、様々な原因で若い人にも起こります。目がかすむ、まぶしい、眼鏡があわない、ものが二重にも三重にもみえるなど様々な症状がでますが、いったん進行すれば回復する方法は手術しかありません。“見えなくなってから手術”という時代もありましたが、最近は手術機器や術式の改良にともない、手術成績が安定し、手術を受ける際の負担が少なくなったため、単に視力の低下度合いだけで手術の適応をきめるのではなく、その人の職業や生活に必要な視力を考慮して手術の適応を考えることが主流となっています。当クリニックでは白内障手術は実施しておりませんが、手術適応のご相談にのり、その後白内障手術のエキスパートがいる信頼できる病院、クリニックを紹介しております。

糖尿病網膜症

糖尿病があると失明するといわれたが・・・ということで眼底検査を受けに来られる方がいらっしゃいます。糖尿病患者数は予備軍を加えると1,300万人を超えており、合併症である糖尿病性網膜症のため失明している人は新たに年間3,500人にのぼるといわれています。高血糖が長く続くと網膜の細小血管が傷害され血流が悪くなり、網膜に酸素や栄養が不足して眼底出血や硝子体出血などの症状を示す網膜症になります。糖尿病初期には自覚症状はほぼなく、症状が出てから検査するとかなり進行した状態であることが多いので、早期の血糖コントロールと定期的な眼底検査が失明を防ぐ鍵となります。網膜症のない人でも1年に1回。網膜症の始まっているひとは進行段階に応じて6ヶ月から2週間に1回の検査を受け、早期治療を開始すれば治療の成功率は高くなります。当クリニックは予防方法、定期検査、早期治療(薬物療法、網膜レーザー治療)に対応していますのでご相談ください。

糖尿病網膜症

加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性症とは、年齢を重ねることによって、網膜の中心(黄斑)が老化して起こる病気で、ものがゆがんで見えたり中心部の視界が失われたりします。米国では65歳以上の中途失明原因のトップで、近年日本でも急増しています。以前は加齢黄斑変性症に対し有効な治療法はありませんでしたが、近年、光干渉断層計で症状の悪化を診断し、光線力学療法や血管の増殖を抑える薬を眼内に注射することによりある程度治療することができるようになりました。しかし、完全にもと通りの視力にまで回復させることは不可能です。したがって、加齢黄斑変性症は発病させないように予防することが大切です。心がけていただきたいことは、バランスの良い食事をとる、サングラスをかけて太陽の光から目を守る、喫煙を控えるなどです。また、ほうれん草などに含まれるルテインは、網膜に多く存在し、有害な光から黄斑を守るといわれており、不足すると加齢黄斑変性などの眼疾患の発症リスクが高くなるとの報告があります。2004年に発表されたLAST studyで、1日10mgのルテイン摂取により加齢黄斑変性症が改善されることが明らかになりました。また抗酸化作用のあるビタミンEやビタミンC、亜鉛、銅を一緒に摂ると良いでしょう。食事だけで十分に補えない場合はサプリメントなどを利用するのも選択肢のひとつです。なかなか気づきにくい疾患なので、定期的に検査しておくことが重要です。

加齢黄斑変性症・加齢斑変性症進行例